第64回福岡国際マラソン選手権大会 - 2

いつも最後のつもりで

「調整」というのはしっかり走り込んで追い込んで練習を積めた選手が疲労を抜いてゆくことで、今回、抜くような疲労もない僕は最後まで悪あがきして走り溜めようと思っていたが、これさえ思うようにゆかず、筋肉痛と足裏のマメ痛と雨とで昨日、一昨日は走らず。

筋痛は少し残るが、肉離れはしていないと思うのでラストスパート(がある?)しなければ大丈夫そう。生皮が見えるまで割けてしまった水マメの方が厄介に完治が遅れているけれど、これはいざとなれば当日、瞬間接着剤で固めてやるつもり。

やるだけの練習ができた、という充足感は伴わないのに、いよいよ明後日だと思うと気持ちの方だけ昂ぶってきた。ゴールしてタオルを肩にかけている姿を思うと早、感慨が(=早過ぎる・・・)。

でも、このスタート前のゾクゾクしてくる興奮こそがマラソンの魅力。他のレースにはない思い。5km、10kmレースで優勝するより、ベストが出るより、タイムや順位はどうあれマラソンに挑戦できる醍醐味の方が格別なもの。

これもまた海外旅行のように、何度も繰り返すだけの体力や財力のない自分には一年一度だからこその、出発前のときめき、興奮。そういえば、旅行もマラソンも最近は準備不足のまま強引だな。

ともあれ、気持ちだけはとてもハイだ。あらためてマラソンの素晴らしさを思う。この先もずっと、という保証はどこにもない。今日も早、びわ湖の要項が届いたけれど、マラソンを走るのはあくまで環境が許す範囲での、あと何回、走れるか分からない、いつも最後のつもりで──。頑張りたい。


 

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