洞爺湖マラソン2009 - 3

残念? いや、大満足

2時間30分27秒 ── 結果だけを見ると(3度目の)サブ30まで「あとわずか27秒、惜しい!」なのだけれど、今回は予想していなかった好結果への嬉しさの方がずっと大きい。

開催時期、コースコンディション、上位の選手層、僕自身のケガ・故障がまだ完治していない状況と何より練習量の絶対的な不足の中で、ここまで健闘できたことに正直、驚いている。

北海道まで足を伸ばすレースなんて考えられず、身近にこの大会の情報をきく相手もいない。どんなコースなのか、ネットでランナーのブログをみる限りでは小刻みなアップダウンがあること、湖から絶えず風を受けることくらいしか分からない。ちなみに残念ながら知りたい上位選手ほどブログを見つけられない──そんな時間があれば練習しているのがもっともだろうから。

過去の上位の結果をみても好タイムは望めないコースコンディションらしいことも覚悟させられていた。

年齢別ランキングでの一生のライバル?
2008年びわ湖より

フルマラソン年齢別ランキングで僕が頑張っても2年連続で2位だったのは、ここ3年連続で1位を維持している強力なライバル──というにはおこがましい、相手の方がはっきりと一枚も二枚も上手なのだが──がいるから。一学年下の充君という、この洞爺湖も2連覇中の(今年はエントリしていなかった)彼が、それでも直近の福岡やびわ湖のタイムから5~6分落ちになるくらいだから、相当な厳しさなのだろう、と。

事実、雨だった昨年に比べて今年はだいぶコンディションも良かったらしいのだけれど、それでも上位の選手はランキング結果より3~6分落ちの30分台後半がやっとのようだった。

上位の選手層が厚いわけでもないから、タイム差は大きく、集団で走ることや並走して力を引き出し合える望みの薄いことも容易に想像できた。

そんなこんな、考えるほど「好記録」につながる材料は見出せなかった。

無欲ゆえの好走

それでも自分にプラスの材料を見出そうとするなら──

  • 暑さには強いこと
  • 登り坂に強い(という意識はないが結果的にはそうなっている)こと
  • 難コンディションになるほどしぶとく残るタイプであること
  • 普段から一匹の練習が全てであるからレースでもその強みが出ること

これらが活きたことになる。あくまで結果的に、であるけれど。

まあ、とにかくスタート時はタイムに関しては無欲でいた。唯一、出場を打ち明けていた──というのも、直前まで出場できるか微妙だったから──僕の状況を知る仲間にも「2時間40分くらい?」と(不要なプレッシャーをかけない意味で)いわれていたから、そのくらいのつもりでいた。

無欲が良かった、ということ。最初から力が入っていたらまた全然、違っていたろう。サブ30を夢見ていた7年前からずっとそれだけを狙っていた──そして失敗の屍を累々と積み重ねていた──、達成後もなお自己ベストをどこまでも追い求めていた。けれども、こんなふうに肩の力を抜いて臨んでみたら、サブ30の前に長年、苦しんでいた31分の壁をひょいと越えるサードベストにつながった。

これもこの先、大きな経験値になることは間違いない。マラソンは経験が活きてくる競技であるから、今後への確信をつかめたこのことが嬉しさの大きな原因の一つである。

第35回洞爺湖マラソン2009 - RUNNET大会速報&ニュース


15ヶ月ぶりのスタート! に感激
(左から2人目が筆者)RUNNETより

余録

今日はずらしていた健診を受診。昨夜、飲んだ後にしては血圧98/68、脈42と回復も良好。血の抜け具合も悪くない~貧血経緯はまた別途、結果判明後に。

勤務後は防府に帰って墓参りと仏壇に手を合わせ、遠征の無事と好結果への御加護に感謝した。


 

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