第39回防府読売マラソン 2

2008/12/21 防府市陸上競技場発着

暮れのビッグレース

アップで少しペースを上げると痛み出るが、一月半くすぶり続けている自分にはレースが何よりの劇薬となってくれるはず。副作用の大きさも承知しつつ強行出場。

スローペースでも抜ける勇気のなかった昨年の反省(猛省)から今年は序盤から積極的に。たとえ後半にかわされてもいつもの自分の走りを心がけよう、弱気な走りで後悔はしないように、と。

二日前から急変した天気予報が心配されたが、雨もレース中はひどくならず、今日は一日中、無風の絶好のコンディションとなってくれた。願わくばマラソンを走って今年を締めくくれると良かったのだが、走れないよりかはずっといい──の10kmの部に出場。

悔しい2位

7km過ぎまでは後ろにつかれて&並走していたが、秋穂同様、ここから簡単に置いてゆかれての2位。完敗であった。順位もタイムも悔しい限り。今年は30度超の夏場に1万mで32分台を2本出していた、普通、トラックレースからシーズンにかけて10kmなら1分は縮めてゆくのが本当じゃないか? というのが今年後半のふがいなさをそのまま表している。

1位は鐵人こと北里さん。実は初めてお見かけし、お会いした。福岡(特に北九州)の恐るべきオヤジ軍団の中でも最近の躍進ぶりがひときわ目立っていた。大きな人だなあ、というのが第一印象。長距離ランナーは他のスポーツでは芽の出ない努力型の小さな選手が多い、体格に恵まれている人はあえてマラソンなどしないのが常なのだけれど、立派な体格のいかにもなスポーツマン、という珍しい感じ。トライアスロンで活躍されていたというのが頷ける。

  • 年上の選手に負けて悔しい
  • 生まれ育った地元の大会なのに錦を飾れず悔しい
  • 他県勢に1位をさらわれて悔しい
  • 記録の出やすいコースに絶好の気象条件も加わったのにタイムが伸びず悔しい

・・・と悔しいばかりなのだが、でもこれもレースを走れたからこそ味わえる感情。

レースが唯一、他人と走る自分にはレースの中で、実践で学んでゆけることを大切に、今日、またいい目標を持てた、見習うべき点を多数教えられた収穫を感謝したい。

ガンバロウ防府

マラソンの部は今年から制限時間枠が4時間に広がって参加者も過去最高で運営も大変だったはず。時間も伸びた上に雨ということもあり、片道一車線しかない市内は大渋滞。僕も競技場から3km、車で5分の距離にある実家に寄るのに、20km以上、1時間近くかかる大迂回をさせられた。役員、要員の方々は雨の中、大変だったでしょうが、おつかれさまでした。応援もありがとうございました。

最近の防府は急速な景気の冷え込みを最も受けている自動車産業の集積する地。この大会もカネボウなき後はマツダがスポンサーとして支えてくれているけれど、今は多分、マラソンどころでない程の深刻な状況。

防府も山口県もマツダによって支えられているところ大で、今の厳しい景況には非常に胸が痛む。僕も車こそホンダ車2台であるけれど、気持ちはいつもマツダを熱烈に応援している。

全国的にも(世界的にも)厳しい情勢の今、マラソンを走れる、仕事を終えて練習できるというだけでも幸運な立場だろう、そのことを感謝しないと。そういう意味では、図らずも枠が広がって大勢のランナーが走った今回、選手の姿が多少でも防府を力付けたならと思う。優勝の伊藤選手は地元勢としてこれ以上ない見事な活躍だった。全国からやって来た、結果の良かった選手もダメだった人も、祝勝会なり反省会なりで今夜の防府が賑わっているといいのだけれど──。

競技場内外を埋めた「(全47都道府)県からようこそ」の歓迎のぼりも良かったね。競技場内は市内各小学生らの手によるオリジナルデザイン。我が母校、華城小の(30年前に僕が在籍した)6年1組によるのぼりも発見(写真撮れず残念)。

当時の担任の恩師は今も計時主任で活躍中──であるからには防府は今後もずっと走り続けたい。

追記:夕食後に録画を見ながら書いていたのだけれど、伊藤選手の頑張りぶりはすごい。カマキリのような独特のフォームが終盤は一層、強くなって。昔、カネボウの伊藤国光監督が現役だった頃、終盤は必ず首が振れていたのとも通じているような。洗練された走りではないけど、そこが田舎ものゆえの必死さ、がむしゃらさがあってとてもいいね!


 

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 comment
  1. みっちー より:

    お疲れ様でした。久々にお会いできてうれしかったです。表彰式で隣に立てればなおよかったんですが、私は力不足で3位にはなれませんでした。今日のタイムには満足されていないだろうとは思っていましたが、でも怪我等で苦しんでいる中あんなに走れるのはすごいと思います。

  2. より:

    おつかれさまでした。
    そうですね、あんまり欲を出すのもいけないなと思います(出すからケガを繰り返すので)。
    ここは地道に一歩一歩進めてゆくべきと教えられたような気がします。
    みっちーも福岡明けで充分な走りだったと思います。
    それぞれ、課題を克服すべく来年もがんばりましょう!

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