第63回びわ湖毎日マラソン 8

2008/03/02 大津市皇子山陸上競技場発着、草津市新浜折返し

レース前

昨シーズンは東京女子に始まり、あらゆる主要レースで荒れた気象コンディションとなった。今シーズンは東京女子が絶好のコンディションで幕開けし、野口の大会新。「きっと昨年と逆のパターンになるな」と思った通り、その後のレースはどれも比較的、天候に恵まれてきた。特に福岡、東京、びわ湖の、男子の3大マラソン、北京五輪選考レースは昨シーズンと打って変わって、いずれも絶好のコンディションといえるものだった。

天気の心配なくレースに臨めると、余計な気を遣わずに心労がなくて済む。土曜、新幹線で大津入り。受付会場は昨年のプリンスから琵琶湖ホテルに変わっていたのはなぜだったろう? プリンス以上に格は高級な感じだった。

僕は東京のフェアウェルパーティーに参加したのが初めてで、これまでにこの類の会に出席したことはない。気が引けてしまうというか、食べること以上に真の目的の「話す」「交流する」「親睦を深める」ができないのでは、と二の足を踏む。

「気にせずに」といってくれるかもしれない。でも、自分が他の誰かと話せないだけならまだ、たいしたことでない。例えば、一人暮らしだったとき、一人で自宅にいるとき。孤独感や疎外感はそれほど感じない。

つらいのは、周囲が楽しく賑やかに打ち解けてゆく中で、一人、その状況を見るだけは見ないといけない、でも何が楽しいのか分かりようがないこと。ちょうど、今からの時期の歓送迎会もそうだ。

本当は僕も多くのランナーと交流したい。びわ湖に集まるようなハイレベルのランナーならなおさら。会場入りするまで棄権を考えていた昨年は食べるだけでも食べて帰ってやろうかと思っていたけれど、きっと昨年のプリンス以上に美味しいだろうな、と宴席会場をちょっと覗いてから大津を後にして宿の京都へ。

「夕べ」に出ない分、ちょっと京都観光でも・・・のつもりだったけれど、駅ビルや地下街、オープン間もないSUVACOを見ていたら、あっという間に時間が過ぎる。

宿は二条で。安さで選んだら、ちょっと京都中心部とは離れてしまった。でもすぐ近くにある二条城のお濠周回が近隣住民の散歩、ジョグコースだったのが好都合。日没頃、軽く走って身体を動かしておいた。

スタート前

アップ時
アップ時、瀬戸選手(カネボウ)らと

スペシャルの受付があまりに早い時間過ぎるから、昨年同様、今年も預けるつもりなく、当日朝、のんびりとしていたら少し、寝過ごす。

会場には10時半に到着しても12時半のスタートまでなお暇を持てあます。10kmレースの類と違ってアップにあまり熱を入れる必要もない、加えて出走者数も少ない少数精鋭だから、のんびりとしたこのびわ湖の雰囲気が悪くない。

山口から唯2名、正悟君に会う。「足は大丈夫なのか」と心配してくれた、「平気、平気。結果はともかく」と答えておいたら、そのとおりになってしまった・・・。

びわ湖(皇子山競技場)はアップの時から観戦ギャラリーが多く、走っている方も気持ちが引き締まる。そのはず、北京五輪選考の最終レースでもあり、かつ、例年、箱根駅伝組の大学生ランナー、実業団ランナーといった有名どころが多いから。今年の目玉は駒澤大学の堺選手。実物もテレビで見るとおりだった。

ウェアの準備はいつも何通りか用意してくるが、今回はアームウォーマーもせずに手袋のみで。

トラックを2周半、競技場を出る直前が1km地点。時計を見ると──「00:00」。

またやってしまった・・・。押し損ね。押したつもりでも押せていなかった。あと41kmあるのに・・・。気を取り直して再スタート。2、3km行ったところで計時車と腕時計のズレを見る。3分15秒くらい。押し直すまでに2、3秒の間があったから、とすると最初の1kmは3分12、13秒。速過ぎたようで、すぐに群れから取り残された羊。とりあえず、後方から追いつかれるまで待とう。しばらく、そのままで。


 

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