第63回びわ湖毎日マラソン 5

2008/03/02 大津市皇子山陸上競技場発着、草津市新浜折返し

シーズン後、ゆっくり休養

レース後はいつもそそくさと帰る分、今夜は打ち上げのつもりで妻と飲みに出かける。いつもサポートしてくれることにあらためて感謝。それにしても、世界一の「食」が集中している東京と比べても、山口でも東京以上に充分、おいしい。結局は店の選択ということになるのだろうけれど。

まだ東京マラソンの完走記も完結していない、でもびわ湖もまたランニング・ライフの貴重な体験としてトピックスがたくさん。3月中に終えられるかどうか自信はないけど、ゆっくり振り返ってみよう。

おめでとう、大崎選手

インタビュープレス
インタビュープレス

僕がゴールした頃、ホームストレートで上位選手の表彰式が行われようとしていた。「ああ、日本人選手は優勝できなかったのだな」「このレースからの代表選出は無理かな」と思ったのだけれど、東京の藤原選手のタイムを上回る日本人トップの大崎選手が代表選出に有力になったのだと、着替え後のインタビュー光景で知る。

皇子山競技場の選手控室は小さく、スタート前、出走選手の三分の一が入るだけで手狭になる部屋。視線の先にふと気付くと一般選手に混じって大崎選手も座っている。「あれっ?」と思う。大崎選手は日本人選手中でも一番の招待選手。招待選手には当然、別室が用意されているはずなのに。

無用の緊張を避けるためか、招待選手だからといって厚遇扱いされることを拒み、大勢の一般選手と同じ立場からスタートしたい、という意思の表れだったろうか。TVに映る表情以上にいい顔をしていた。

五輪にかける最後のチャンス、人生を決める一日のスタート前でも競技に対する謙虚な姿が非常に好感が持てた。

ところで、大崎選手の所属するNTT西日本はよく山口で練習している。今回、NHK他で流されたレース前の練習光景や新聞その他に掲載された写真は山口市の維新公園競技場でのもの(画面の隅に県庁陸上部員の後ろ姿もちらり)。

大阪が本拠のはずであるけれど、先の東京マラソンが引退レースだった清水監督の現役時代からよく維新公園競技場で練習されていた。清水選手もいつも気取らず普通だった。今もカネボウが山口でよく合宿しているように、山口はロードの練習もしやすい、競技場も混まず使いやすい(僕も最後の仕上げで使った日は専用利用になったくらいにいつも閑散としている)、温泉で身体も癒せる・・・といい地なんだろうね。

山口の地で練習したチームからオリンピック選手が出るとなると、非常に誇らしい気持ちになれる。そして僕も福岡の出場断念から復帰して、五輪選考レースをともに走れた喜びもある。

世間の大方の見方によると、東京2位の藤原選手が次点というところか。藤原選手とは昨年のびわ湖で40km過ぎに追いつき、二人してコースを外れそうになった縁の親近感も強く、個人的には非常に残念。でも非常に若く、先はずっと長い。2度目のマラソンで五輪出場を決めてしまうと、かえって先がやりづらい。今回の有力3人が世界的にはまだ頂上に立てていないことからも、藤原選手にはロスリン選手(スイス)のように、これから意外性を確実に変えてゆき世界レベルで戦える飛躍を期待したい。


表彰式
上位入賞者表彰式

 

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 comment
  1. 孫悟空 より:

    びわ湖お疲れ様でした!
    最初からの速いペースでの完走すごいです!
    テレビでもバッチリ確認しました(^o^)
    大崎選手は維新公園でKenさんと練習を見ていただけに
    応援していました!
    実業団選手が練習する良好な環境で練習している
    僕らはもっともっと頑張らないといけないなぁと思ってます!

  2. より:

    イエローユニフォームで2年連続のびわ湖路、まずは完走が果たせてよかったです。
    ・・・が記録もでるともっとよかった・・・。
    NHKの画面隅にちらりと流れたのはまさに孫悟空君の後ろ姿でした。
    そのとおり、恵まれたいい環境を活かさないといけないね。
    次は孫悟空君の実業団ハーフ、がんばってください!

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