第61回福岡国際マラソン選手権大会 1

2007/12/02 平和台競技場発着

立志編

だいぶ早い立ち上げなのだけれど、レースに臨む気持ちの整理の意味でも。

「やっぱりマラソン」の魅力

正直なところ、今年の福岡国際には出ないつもりだった。春先に2ヶ月休んでも臀部痛の完治は難しいこと、チェコ旅行をはさんで練習の量的質的にも不足していること、何よりモチベーションが今ひとつであることから。

昨年、乾坤一擲、念願のサブ30を果たせてもう充分。全てをやり尽くすことができて悔いは全くないという気持ちが大きい。大袈裟でなく、RUNNING LIFE としては一生分の念願を果たせたと思っている。そのくらい昨年は死力を尽くしたというか、長い悲願を叶えるために、人生、後にも先にもこれ一度きりの気持ちで打ち込んだ。

人間、そんなにハイテンションを毎年、維持できるものでもない。走ることをやめてもいいが、走り続けるにせよ、今年一年くらいは身を休ませるつもりでいた。

ちょうど40歳。走るにしてもマラソンである必要はない。40歳超なら各地のレースで壮年の部として5kmなり3kmなりといった短い距離の部門が別に用意される。年代別の順位を励みに健康的に走るくらいでいいかとも思う。

走るだけ記録が順調に伸びる初期の頃ならまだしも、僕自身、サブ40なら14回経験して、もう、ある程度、記録も頭打ちの状態の、かつ、年齢的にもピークを越してなおマラソンに・・・というのは、必ずしも練習の質量が結果に結び付かないことが多い、5km、10kmとは全く違って、一年間、積み重ねてきたつもりの努力があっけなく崩れ落ちることも珍しくない、その時の悲嘆を思うと、やるからには安易な気持ちではできない、相当に覚悟を要する距離の競技である。

あの苦しさ・・・の魔力

まあでも、こうして今、書いているように、また頑張ってみようかという気持ちに突如、変わってきて──。

変な例えだけれど、初めてスキーに行って2時間後には山の頂上の上級者コースに運ばれていて、スキー脱いで歩いて降りたくても、そんなことしたらゲレンデが傷むからダメと制され、止まり方さえ知らずに涙ながらに降りていった、もうスキーは金輪際ゴメン・・・と思ったのに、翌シーズンには嬉々として出かけていた──ように、時が経てば苦しみも薄れて勇気が出てくるのが人生の不思議なところかな。

今年の僕には9月から10月に暦が変わったことで、新しい季節に移ったいい節目として気持ちが大きくスイッチされた。それこそ、カタン、と音を立てるように。ちょうど10月9日のBグループ締切受付直前でもあった。

思い立ったが吉日、本当は今からなら2月の別大くらいがトレーニング期間としてはいいのだけれど、僕の集中力はもって2、3ヶ月なので、あと7週間足らず、福岡に向けて今年も力を尽くしてみようと思う。

トップ級の選手でもうまく走れることの方がずっと少ない、博打を打つような、でもそこがマラソンの魅力というか、42.195kmの魔力というか──。

福岡国際を目指すみなさんも頑張ってゆきましょう。結果も大切ながら、結果に至るまでの過程に自分で満足できるように、納得できるように、そしてまた楽しめるように、当日までの時々、更新してゆければと思う。

あと48日──


第61回福岡国際マラソン選手権大会



 

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 comment
  1. yamaguchi より:

    応援してます!!
    羊さんがいなかったら、多分、ランニングすらやってなかった&ハマってなかったと思うので。それぐらい羊さんの影響が大きいです。
    私事で恐縮ですが、今日、10kmを49分48秒で走れました。やっと50分切れたよー(ToT) いつでも50分切れる&45分を切るが目標です。
    気長に、step by step です!!

  2. より:

    おお! すごいです。
    涼しくなったから走りやすくなったでしょう。
    夏は無理しなくていいんです。
    練習で切れれば、レースに出れば刺激があって他のランナーにも引っ張られるので、また数分違いますよ。
    こちらも福岡、がんばります。
    Team Deaf Yamaguchi いつか・・・。
    2011年やまぐち国体の後の全国障害者スポーツ大会には沢山、出れるように。
    僕もそれまでがんばらねば。

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