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第33回団結駅伝

2007/2/17 セミナーパーク周回コース
1区4.32km

雨天中止

前夜から豪雪だった一昨年の防府読売の例が示すように、駅伝やロードレース、マラソンが雨や雪くらいで普通、中止になることはないのだが、職場組合主催のローカルな大会ゆえ「残念ながら」の雨天中止となった。

この日の日経新聞コラム「春秋」でも触れられているが、一年で「この日に決まった天気」となる可能性の高い「特異日」なるもの(例えばこの日の東京が雪だとか)があるのだそう。この駅伝もここ数年こそ晴天が続いていたものの、以前は雨やらみぞれやら、というのが多かった。最初からそういう時期なのである。

走るつもりで会場に向かっていたが・・・

中止とはいざ知らず、会場に向けて車を走らせていた。中止連絡の予定時間にはまだ間があったし、何より中止はあり得ないと考えていたから前夜から携帯(メール)も見ていなかった。

随分、早い中止決定だったようで、きいていたよりずっと早い時間の、家を出るかなり前にはもうメールがきていたようだった。どこで気付いたか、というと、車を15分くらい走らせたところ。ふと目をやると、走っているランナーがいる。たとえレースでなくてもランナーなら雨でも練習するものだよな、とうなずいていたら、よく見ると陸上部のK君であった。

「レース前に、軽く朝練?」「気合い入ってるね」。・・・でも、場所からして、彼の家からの距離を考えてもスタート前の時間的にも、今、雨の中を走るのは常識的には考えられれない・・・。「ひょっとして」とようやく携帯を見て気付き、Uターンした次第。

携帯にはもう一通、部のS君から「せっかくなので陸上部でトライアルしましょう」と入っていた。悪くない提案だったが、中止なら中止で僕は翌々週(びわ湖)に向けての走り込みにした方が賢明。マラソンを走るなら、この駅伝もパスした方がいいくらいで。

朝、雨の中を走っていたK君の気持ちがよく分かる。トライアルを提案、決行したS君や他の部員も皆、同じだろう。ランナーにとって雨、雪なんていつものことで慣れっこだからね。

陸上部メンバーの躍進の度合いがどれくらいか、は昨年まで以上に部員同士で興味津々だった。同じ職場に部員が複数いれば、どちらが1区を走るかで課内選考会を行うところもあれば、あえてA、B2チームに分かれてでも激突を望むところもある。福岡、防府のマラソンに続けて、駅伝も10km超か今回のような5km未満かで性質はまた違ってくる。その都度、変わってくる順位は、競争があるからこその緊張感と各自の向上ゆえのもの。僕としても5年連続の1区1位が目標であった。簡単ではなかろうけれど、自信も充分、あった。

雨なら雨で

いずれにせよ残念、無念。元々、走ることの好きな陸上部員にとってもさることながら、「一年に一度、この大会だけ」のつもりで準備していた職員、職場が浮かばれない。中国山口駅伝のところで度々、触れたように、陸上部の練習以上に、早い時期からこの駅伝に向けて練習に励んでいた職員、職場は少なくない。

ローカルな職域駅伝とはいえ、繰り返し述べているとおり、盛り上がり度は異常(異様)。最近は女性も走ることがおしゃれでかっこいいというブームが雑誌にもあり、特に今年は職場での練習が多かったように思う。3日前、最後の水曜の競技場も陸上部員2名に対し、十人くらいが集まって練習している職場など、どっちが陸上部なのか、と思うくらい。走ることは、練習が結果に結び付く競技で、加えて駅伝は一人二人のエースがいるチームよりも穴のないチームの順位が必ず上に来るから「みんなが頑張れば」というモチベーションが働きやすい。だから盛り上がる、熱くなれる。

この日のためにウェアやシューズを買った職員も少なくないはず。一生懸命、練習しているのが見ていて分かった職場の優勝や上位の順位は間違いなかったろう。予想できていた。普段、走らない人が練習していたのに成果を発揮できなかったのはもったいない、悲しい。同情する。

前日から雨の降ることは分かっていたから、雨の中を立つ運営役員や要員の大変だろう事は分かっていた。車で向かう途中も、真っ先にそのことが頭に浮かんだ。それでも、雨の中でも必ず応援に行く、選手の、チームの応援を楽しみにしていたという人は多かったので、選手の走る姿が何よりの報いになったろう。雨なら雨で、走る方も支える方も、苦労する分、得られるところも多かったと思う。夜、打ち上げだけは予定通り行われたが、祭りはなかったのに飲んでも・・・という感じ。きっと160を超えるチーム全部に共通する思いだったろう。大会初の中止はかえすがえす残念であった。



2007-02-18


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