第62回びわ湖毎日マラソン (2)

2007/03/04 大津市皇子山陸上競技場発着、草津市新浜折返し

怖じ気づいていた

第62回びわ湖毎日マラソン
びわ湖から、世界へ!

練習不足、体調もすぐれず、このところ臀部痛もまた強く出るようになった。心身両面での準備不足はいかんともしがたい。それで欠場(DNS)の気持ちを固めていたが、一番の原因は気持ちが高められなかった、怖じ気づいていた、というのが大きい。

2年前の日本海(途中棄権)のトラウマが今も大きく残っている。生半可な気持ちでマラソンは走りきれるものではない。3kmで痛い臀部痛を抱えたたまま走って悪化させては、また春先からの半年を棒に振るかもしれない。

ダメージを残したまま、新年度入りすることは避けたかった。3週後に控えている40歳を大事に迎えたいという魂胆が働いていた。今シーズンは福岡で長年の悲願を果たせたことで、もう充分だと思いたい気持ちがあった。

惨めさから逃げようとしていたが

びわ湖は前半の関門が厳しい。今の力で通過できる自信はない。関門で止めさせられて収容車に乗せられるのはイヤだなと思っていた。最後尾を拾って行くバスの中で、懸命に走り続ける選手の姿を見ることになるのが惨めだろうことは容易に想像できた。

最初、大津市内に手配した宿も、キャンセルして大阪に変更していた。参加賞だけもらった後、夜は大阪で飲んで、翌日は観光でもして帰ろうと思ったから。いっそのこと「歓迎の夕べ」までは出ようか、とも。「雑談も難しい身では」と、これまで参加したことはなかったが、大津プリンスホテルのきっと美味しいだろう食事をいただくだけいただいて、ドロンと消えてしまおうと考えていた。

こんな具合に、出発前日(当日)まで気持ちも定まらない、不埒な考えが浮かぶようでは話にならないのだが、それでも新幹線に乗って滋賀に向かっている間、そして受付会場に到着する頃には「走るだけは走ってみよう」と気持ちが変わってくるから不思議だ。


 

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