第16回つわのSL健康マラソン

2006/03/26 津和野町役場前発着

バースデー記念

殿町を泳ぐ鯉
殿町を泳ぐ鯉

アパートから遠くないパチンコ"サブロー"は、この日(3月26日)、「サブロー(326)デー」なる「出玉爆発! 大謝恩セール」のようだった・・・が、僕は39歳誕生日記念のレース出場へ。今シーズン4本目のフルマラソンを終えたばかりの翌週であったが、誕生日が日曜日という年はそう、あることでないから、是非とも記念に走っておきたかった。何より、数あるレースの中でも僕が一番、好きといっていい地、津和野の、一番好きな時期に開催されるレースである。昨年は合併で開催が秋に前倒しされたため、2年ぶりの出場。

コース変更

今年はスタート/ゴール地点のメイン会場が、新しくできた道の駅「津和野温泉なごみの里」へ変更となった。この大会の良さは、津和野観光の中心地、殿町をスタート/ゴールするところにある、とかねがね思っていたから、これは少し、残念。いずれにしてもコース自体は山奥の寂しい道を走るのだが、これまでは最後、稲成神社下の桜並木を通り抜け、弥栄神社の角を曲がって視界の開けた殿町に飛び込む、ゴールする瞬間が最高に気持ちいいものであった(3年前は3月末にして桜も満開だった)。レース後はそのまま、会場横の津和野川べりで弁当を食べ(・・・る頃にちょうど、SLやまぐち号も終点、津和野駅に到着し)、午後は情緒ある街並みを散策する、というのがここ数年のお決まりのパターンであったのに。

鷺舞、春の特別上演
鷺舞、春の特別上演

ただ、確かに、最大の観光スポットを通行規制するなんて、ランナーにいい気持ちのことでも観光客にはいい迷惑だよなあ、と津和野に向かう車中で考えさせられていた。事実、この日、レース後、いつものように散策を楽しんだが、鷺舞の特別上演もあったりで、これまでになく町は観光客でにぎわっていた。道の駅の温泉はよかった。

山奥に聾ランナー集結

会場に到着してすぐNさんに出会う。一年中、全国の、また海外のレースを渡り歩いている忙しい方である。ここ3年だけでも、岩国、萩、和木・・・と山口にも来られている。Nさんの目標は「全国47都道府県の大会に出場して1位になる」こと。

島根ではまだ1位がとれていないらしい。今回、40歳代以上部門5kmでなく、一般・高校男子の部の5kmにエントリーしたのは「昨年の結果を見て決めた」「勝てそうなところを周到に選んでいる(笑)」そうだが、結果は惜しくも3位(40代以上部門だったら2位)。

Nさんは今、50歳。今回、残念だったのは、この大会で以前はあった5km50歳代部門がいつからかなくなってしまったこと。ちなみに僕の出た10kmでも以前は30歳代部門の設けられた時期があったようだ。50歳代部門をなくした今回でさえ、5km部門は既に出場者数がかなり少ない。出場者数の少ない5kmに年代別区分があって、最多のハーフにない、というのも変といえば変だ。このあたり、参加者数の少ないローカルな大会で、どこまで年代部門を設けるか、主催者の判断も苦しいところだろう。また、ランナーの考え方も様々だろう。表彰とは無縁でも、ただ走りたいから走る、自分なりのタイムや目標を追いかけるランナーがおそらく普通であろう一方で、年代別部門の表彰を楽しみにしている、それがないと出ないというようなランナーもいる。確かに、順位にこだわるからこそ、年をとっても高い走力を維持できる、走るモチベーションになる利点も大きい。

いずれにしても、島根での1位が獲得できるまで、また来年もこの大会に来てくれるかもしれない(ちなみに、津和野は「萩、津和野」と括られるから勘違いされることが多いが、山口県ではなく、島根県である)。もう一人、聾ランナーS君も5kmにエントリーしていた。Nさん、S君、僕、の2人がそれぞれにレースで会うことはあっても、3人揃って、はなかったから、プログラムを見たときは胸が躍ったのだが、残念ながら彼は欠場。聾ランナーを増やして語り合いたいものである。

手話通訳者もおつかれさまでした。こんな小さな町で、というと失礼だが、非常にうまい方で驚いた。

安倍さんと
安倍さんと

もうひとつ、大いに喜んだのはゲストランナーの安部友恵さん。失礼ながら僕は、現役当時の、小さな可愛いおサルさん、というイメージしか持ち続けていなかったのだが、いやいやどうして、非常にきれいな方だった。今は一線を退いて、という身だからでもあるのだろう、全然、違う美しさに見惚れてしまった。ツーショットをお願いしたのはいうまでもない。僕も今後はゲストランナー、有名人ランナーとの記念写真を大会出場の目標にしてゆこうと思う。

一層の精進

レースの方。折り返してからの風が強かったのが、この一年を象徴していた。マラソン翌週の無理もあったが、今回は誕生日記念に走れただけで充分。風に泣かされるのが今年も再び・・・でないことを願いたい。

先週のフルマラソンがシーズンラストラン、僕にとってこの津和野は、一足早いが、新シーズン(18年度シーズン、39歳シーズン)の走り初めである。津和野名産、手漉き和紙による賞状には「栄光を讃える」だけで終わらず、「一層の精進を望みます」とあったのが良かった。39歳シーズンも一層の精進に努めねば。

SLやまぐち号
(全然、うまく撮れてないが)
会場を見下ろすように通過したSLやまぐち号

ゴール手前で渡ったのはアップの時からかっこいい名前だなあ、と思っていた、やぶさめ橋。漢字で書くと「流鏑馬」。馬を走らせながら弓矢を射る、よくニュースになる神事である。コース脇の鷲原八幡宮が流鏑馬の行われる全国で数少ない場所の、かつ、唯一、原形を留める馬場であるらしい。今年は4月9日に開催。満開の桜の下、きっと観光客の一番、にぎわう週末になるのだろう。一度、是非、見てみたいが、とりあえず僕は明日、もう一度、津和野に行く予定である。


 

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