2004年ナイター陸上(I)

セカンドベスト

この日は曇り空だったこともあり、照明も比較的早い時間に灯る。予報では午後には降り止むはずの雨が、いったんおさまったものの、ランナーの熱気を冷まそうとしてか、夕暮れ、5000m1組の開始される頃から再び、大きな雨粒が落ちてくる。けれども、照らし出されるトラックが雨に濡れて、それもまた一層、レースを演出してくれる結果となった。

蒸し暑さの中で選手の汗がほとばしる。ただし、蒸し暑さは決して走りにくいといものではなく、風が全くなかった分は好条件だったはずで、ベストを更新している選手も多かった。

僕の記録は、3週前に出た自己ベストに届かなかったが、それに次ぐタイム。いわゆる「セカンドベスト」。タイムを競う陸上競技で、僕らはいつも「ベスト」を第一に意識し、基準にする。自分の、また他人の成績と比較するのは必ず「ベスト」タイムである(僕も、「年度別ベスト記録の推移」なるページを大事に飾っていたりする・・・)。

1回限りだから「ベスト」なのだけれど、ベストというのは条件が揃って、かつ、何かの幸運に助けられたときに出る。気象条件がよかった、いいペースの集団に助けられた・・・等々。

ベストはベストで立派なものだけれど、それは「まぐれ」的要素もどこかに少しある(もちろん、まぐれでも奇跡でも、一生に一度、出れば、ずっと誇りにしてゆけるものである)。そういう意味では、「セカンドベスト」以下が実力を示しているともいえる。スキーのジャンプ競技やフィギュアスケートの採点で、最高、最低をつけた各審査員の得点が切り捨てられるのに似ていなくもない。。

僕の場合も今シーズン、今日を含めて4、5、6月に走った3本が、ベストとは少し離れたところに、1秒以内におさまっている。僕の場合は、このあたりが今年の実力なのだろう。──といって、これも簡単に出るものではないが。

ナイター陸上5000m第3組
ナイター陸上5000m第3組
Rainy nighter run
Rainy nighter run

2004/06/26 山口県維新百年記念公園陸上競技場


 

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