平成16年度山口県体育大会

2004/10/24 下関市陸上競技場

市代表として

下関市陸上競技場
下関市陸上競技場

初出場。春先に開催される記録会のように、ごく軽い気持ちで5000mの部に申し込んだつもりだったが、後日、山口市陸協から送付された会長名の通知文に驚く。「山口市代表選手を選考した結果、貴殿に出場願うことに決定した・・・」とある。「山口市代表」・・・。「選考の結果」・・・(汗;)。確かに「国体」が都道府県で順位を競うように、「県体」は市町村別に順位を競うものなのだ。この大会の何たるかを全く理解していなかった。そこまで頭が回らなかった。本当に選考の結果、選ばれたのだとしたら、申し訳ない。言うまでもなく、山口市には僕よりはるかに速い、出場にふさわしい選手が他にいくらでもいるのだから。

30歳代の部としては1500mが用意されていて、こちらなら僕も引け目を感じずに済んだかもしれない(山口市からの出場者がいなかったところをみると、他に出場希望者はいなかったようだ)。ともあれ、辞退する訳にもいかないから、腹をくくった。この大会前日、職場の部対抗ソフトボール大会が開催されたのだが、こちらの方にも申し訳ないと感じつつ欠席した。市代表として走るからにはベストを尽くしたいし、昨年のように、ソフトを楽しむのはいいが、肋骨に違和感を感じて気付いたらヒビが入っていた・・・という二の舞は避けたかった。

結果の方、この時期の朝イチのレースとしてはよく身体が動いてくれた。先週の駅伝を走ったことがいい刺激になってくれたようだ。何より、昨年一昨年、この時期に貧血沼の淵に脚をとられて途端に走れなくなったことを思うと、「今、走れる」というだけで嬉しい。いわゆる月間走行距離が300~400kmの僕は、走り込みを始める秋口の、400kmを超えるあたりからどうも貧血になってしまうようで、今年は薄氷を踏むような慎重さで気をつけている。

地域差

オープン参加というのもあったことを走り終えてから知った。5000m市の部で出場選手の半数近くが宇部市だったのは、出場枠の2名選手以外がそうだったように、僕も山口市代表としてでなく、オープンでも充分だった。

ところで、山口県も今、市町村合併が進んでいる。下関市や周南市が大きくなる一方で、単独市制、町制の続く都市もあって、選手の絶対数、実力にも差が出てくる。これは年明けの中国山口駅伝や山口朝日駅伝もそうだけれど、今以上に地域差が大きくなってくるのだろう。ただ、大きければ強い、選手の絶対数が多ければ強いとも言い切れないところがあって、例えば今回の男女総合優勝となった光市は、人口比では開催地下関市の5分の1以下、山口市や周南市に比べても3分の1以下である。このあたりはやはり、国近選手を生んだように、光市が小中学生から陸上に親しむ地盤ができあがっている、陸上の強いエリアというはっきりしたカラーを持っているのだろう。それから、宇部圏域も宇部陸上競技WEBマガジンが活況を示しているのと比例するように、この頃、色んな大会で宇部勢が殊の外、元気なように感じる。そういう見方もできて面白いと思えた大会だった。

それとはまた別に、当日の集合で、僕は山口市選手団の皆様に非常な迷惑をかけてしまった。コミュニケーション不足による全くのこちらの不手際で反省しきりである。山口市選手団の皆様にはあらためて深くお詫び申し上げます。

この季節、野球、バレー、テニスその他、あらゆる競技種目で「県体」が開催されている。この日もまさに「体育大会」にふさわしい、好天の一日となった。 県内とはいえ、下関はあまり訪れることがない地だ。普段、山に囲まれた県央の山口で暮らし、県外はおろか県内出張も全くない、息の詰まるような日々を送っている自分には、こうして県内の都市にちょっと出かけるだけで新鮮である。気持ちが晴れる。下関の海峡の眺めの美しさ、潮の香りと心地よい風にすがすがしさを感じて、大きく深呼吸した。


関門橋
関門橋

平成16年度山口県体育大会 陸上競技・山口市選手団記録一覧(市の部)
山口市選手団 監督:斎藤英美 コーチ:山本博史
種目
氏名

記録

順位
男子100m 前岡剛至 10"79 決勝1位
前原大地 10"93 決勝2位
山本祐一 11"89  
大谷祐介 11"12  
男子30歳以上100m 金子隆明 12"12 決勝3位
男子40歳以上100m 岡田智治 13"20 決勝3位
男子5000m 伊藤正悟 14'55"09 決勝1位
金子誠一 15'54"98 決勝6位
男子40歳以上3000m 垣村晴美 9'57"44 決勝3位
男子4×100mR 小島潤、大谷祐介、前原大地、前岡剛至 42"43 決勝1位
男子走幅跳 佐々木翔太郎 6m28 決勝3位
小島潤 5m45 決勝7位
男子三段跳 佐々木翔太郎 13m01 決勝2位
男子円盤投 井上貴博 30m18 決勝3位
男子40歳以上砲丸投 岡田智治 10m65 決勝1位
女子100m 秋山未来 13"22 決勝2位
有永満理子 14"57 決勝5位
女子3000m 寺山遥 10'40"30 決勝1位
女子4×100mR 佐武ミツヱ、有永満理子、寺山遥、秋山未来 58"25 決勝1位
女子砲丸投 倉田智子 6m70 決勝3位
女子円盤投 倉田智子 23m25 決勝2位
女子やり投 佐武ミツヱ 25m66 決勝3位
総合順位 市の部男女総合2位

 

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