第30回県実業団対抗陸上競技大会

2003/04/20 下関市営陸上競技場

新緑を潤す穀雨

下関市競技場前
下関市競技場前

この一週間は夏日を超す日々が続くほどの暖かさだったが、週末の土日は2日間ともにあいにくの雨となった。一日中、延々ずっと降り続けた、まさに春の長雨。行楽に出かけた、出かける予定だった人々にはうらめしい雨だったろう。でも、田畑や山や街の緑には大切な栄養分。気温が上がった後のタイミングよい天からの恵みの雨だっただけに、一気に新緑の美しさが街を覆い広げていった。

この日も、ちょうど二十四節気の「穀雨」。週末をねらったように降り続いた雨は皮肉という他ないが、自然の摂理にはかなわない。朝から激しく降る雨で、下関に向かう中国自動車道も50km規制が敷かれた。僕も「こんなひどい雨の中を朝早くから、たった5千メートルのために・・・」という気持ちになってしまう。結局、この週末の2日間は読書もできずに、僕には大きなストレスとなってしまったのだが、今思えば、春の雨の日ほど読書のはかどりそうなときはないじゃないか。

ともあれ、昨年に続けて2度目の下関市競技場。同じように雨だった昨年、初めて訪れてみて感動させられたのだが、ここは運動公園や学校が隣接している地域のためもあってか、緑がとても多く、道路両側の街路樹の新緑がまぶしいほどに美しい。ちょうど山口のパークロードのようなゆったりとした通りで、緑の中に道路があるという感じ。

雨の走路

競技場もとても立派で、2階に雨天練習場のあるのがとても助かる。穀雨のこの時期に開催するために選ばれた場所のようでさえある。戸外でアップを始めるよりも、室内の方が風雨の影響を受けず、空気圧のせいか身体もよく動くように感じられる。ひどい低血圧な僕は朝は身体が全く動かないのだけれど、ここでは気分的に楽に動き出せるのがいい。

ただ、トラックは雨を吸い込むタイプではなく、第一レーンはそのまま水たまりの走路となってしまう。他の選手は水たまりなど気にせずにバシャバシャと踏み込んでゆくのだろうか? 僕はシューズの中に水の染みこむ感触がいやで、レースでも避けて走る方だ。

レースの方、スタートから引っぱったが、3千メートル過ぎに追い抜かれたトップに全くついてゆけない力の差を見せ付けられた結果となった。走っていてバテるのが少し早い気がしたけれど、シーズン幕開け、久しぶりに走ったトラックでの15分台は嬉しい。このところの10kmロードでの好記録が維持できたようでホッとした。

ピントが合わずにぶれて、かえって疾走感の出ている一枚
ピントが合わずにぶれて、かえって疾走感の出ている一枚

それにしてもたった70kmの距離でも、下関までの道のりは僕には遠い。先々週の豊浦もそうだったけれど、帰りの高速道路ではかなり眠くなって危険だ。往復の運転だけでどっと疲れてしまった一日でもあった。



 

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