第30回 県実業団対抗駅伝競争大会

またしても・・・

この日もアップ前から身体が異様に重い。「そろそろアップでも・・・」という気持ちになれない。足を踏み出せない。タイム自体は予想していた最悪の結果を免れたけれど、何とか走れたのは最初2kmだけで、あとは足が上がらず、どんどん失速していったのが走っていて分かった。

昨年は記録に愕然とさせられ、病院を訪れて貧血を宣告された。今年は走った後のタイムにショックを受けないように、前もって血液検査をしておいた。不安というのは的中するものだ。体調というものが分かるようになってきた。

県実業団駅伝6区
県実業団駅伝6区

このところ「ちょっとまずい・・・」という気がしていた。案の定、前々日、金曜日に知らされた検査結果は、ヘモグロビン濃度・赤血球数・フェリチン・血清鉄の全てが昨年に全く同じ数値にまで落ちている、明らかな貧血状態。一年前と同じことの繰り返しで、今年は走る前に落ち込んだ。貧血の何がつらいといって、突然、身体が動かず走れなくなってしまうこと。加えて、貧血の状態では練習の効果がなくなること、練習がむしろ逆効果にさえなるということ。精神的なショックが大きい。トレーニングに向かう意欲がそがれてしまう。気持ちが切れてしまう。

一年の一番大切な時期に走れなくなるなんて。昨年同様、来月の浜村杯と年末の防府読売がまたまたピンチだ。しばらく練習量を抑えて様子を見るほかない。

体質は親譲り

それにしてもこうも簡単に貧血になってしまう、繰り返してしまう自分の体質が情けない。涼しくなって走りやすくなる頃に表れてくるのも皮肉だ。僕の場合、自分の体調(特に貧血)を確認するバロメーターとして、汗の出具合に注意している。元々、あまり汗をかかない(かけない)方なのだが、ここ最近、急に涼しくなったとはいえ、突然、汗が出なくなっていた。同じ時間、同じ場所で、他のランナー達がTシャツ・ランパン姿で汗をびっしょりかいているとき、僕だけ長袖長タイツにブレーカーを着込んでも全く、というくらいに汗をかかない。

汗をよくかく人は体温調節がうまいのだという。少し走っただけで汗のかける人が羨ましい。酒を飲める飲めない、酔う酔わない、陽にやけると赤くなるならない、といった事と同じように、汗が出にくいのもひとつの体質である。体質ばかりはいかんともしがたい。低血圧で冷え性で、汗が出なくて疲れやすく、貧血になりやすい・・・。漢方でいうところの「虚症」タイプ。よくまあマラソンなんてやっているものだ。養命酒でも飲むべきなのかもしれない。

2003/10/19 防府市右田塚原~徳地町漆尾折返し(6区間28.15km)


 

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