第30回 山口県実業団対抗駅伝競争大会

2003/10/19 防府市右田塚原~徳地町漆尾折返し(6区間28.15km)

またしても・・・

この日もアップ前から身体が異様に重い。「そろそろアップでも・・・」という気持ちになれない。足を踏み出せない。タイム自体は予想していた最悪の結果を免れたけれど、何とか走れたのは最初2kmだけで、あとは足が上がらず、どんどん失速していったのが走っていて分かった。

昨年は記録に愕然とさせられ、病院を訪れて貧血を宣告された。 今年は走った後のタイムにショックを受けないように、前もって血液検査をしておいた。不安というのは的中するものだ。体調というものが分かるようになってきた。

県実業団駅伝6区
県実業団駅伝6区

このところ「ちょっとまずい・・・」という気がしていた。案の定、前々日、金曜日に知らされた検査結果は、ヘモグロビン濃度・赤血球数・フェリチン・血清鉄の全てが昨年に全く同じ数値にまで落ちている、明らかな貧血状態。 一年前と同じことの繰り返しで、今年は走る前に落ち込んだ。貧血の何がつらいといって、突然、身体が動かず走れなくなってしまうこと。加えて、貧血の状態では練習の効果がなくなること、練習がむしろ逆効果にさえなるということ。精神的なショックが大きい。トレーニングに向かう意欲がそがれてしまう。気持ちが切れてしまう。

一年の一番大切な時期に走れなくなるなんて。昨年同様、来月の浜村杯と年末の防府読売がまたまたピンチだ。しばらく練習量を抑えて様子を見るほかない。

体質は親譲り

それにしてもこうも簡単に貧血になってしまう、繰り返してしまう自分の体質が情けない。今年は昨年ほどの練習もしていない上、昨年、手痛い経験をして充分注意していたのに。妻の名誉のためにさらに付け加えると、相当に気を遣ってくれている食事内容でもある(だからタイムも伸びてきた)というのに。走り込み月間のはずの10月、でも、まだ全然走り込んでいないつもりが──。どうすればいいのだ。

涼しくなって走りやすくなる頃に表れてくるのが皮肉だ。 僕の場合、自分の体調(特に貧血)を確認するバロメーターとして、汗の出具合に注意している。元々、あまり汗をかかない(かけない)方なのだが、ここ最近、急に涼しくなったとはいえ、突然、汗が出なくなっていた。同じ時間、同じ場所で、他のランナー達がTシャツ・ランパン姿で汗をびっしょりかいているとき、僕だけ長袖長タイツにブレーカーを着込んでも全く、というくらいに汗をかかない。

汗をよくかく人は体温調節がうまいのだという。少し走っただけで汗のかける人が羨ましい。 酒を飲める飲めない、酔う酔わない、陽にやけると赤くなるならない、といった事と同じように、汗が出にくいのもひとつの体質である。体質ばかりはいかんともしがたい。低血圧で冷え性で、汗が出なくて疲れやすく、貧血になりやすい・・・。漢方でいうところの「虚症」タイプ。よくまあマラソンなんてやっているものだ。養命酒でも飲むべきなのかもしれない。

悪いことは重なるもので、この日、実家(防府)の母が、朝、この駅伝コースの佐波川をはさんだ対岸の道路を原付で運転中、事故に遭い、そのまま入院となった。大型トラックにはねられたというケースの割に、意識があるのが何よりもの幸いなのだが、もう充分、年なのであるから、原付は危ないと心配していたところだった。どうもこの右田~徳地間のコースは厄の多いところのようである。周囲から「今年も読売マラソンに?」と訊ねられる時期になってきた。母ともあれこれ話していたら、どうも貧血は母譲りのようでマラソンを走れる僕が不思議らしい。

県庁陸上部

今年はチームの結果もさっぱり。みんな、練習できていないよう。 「実業団」陸上部とはいっても、練習量が多いというわけでは、全然ない。一応、部の練習日というのが週に二度、メニューも予定して用意されているのだけれど、これが全然集まらない。5日前、インターバル予定の日、ちょうど僕にとっても今シーズン初のスピード練習をトラックで行えるからと期待して競技場に行ったら、案の定、誰も来なかった。僕自身、行かないことがほとんどだから言える資格はないのだけれど、実態は「陸上部」の名前に程遠い。

組織や団体に所属していなくても一人でできることがランニングの魅力で、僕も入部以前はそうだった。同じ県庁という職場でも、陸上部ではないランニング好きの人達や、ダイエット目的で走っている人達の方が陸上部よりはるかに熱心に毎日、練習している。今日のメンバーにはAチームでさえ「この頃、練習している姿をさっぱり見かけないなあ」という人もいたくらいで、今回など、陸上部以外で編成した方が余程、いい結果だったんじゃないかと思えるほどだ。

まあ、みんな、走りたくても走る時間のない、多忙な職場だから無理もない。 事故やケガや病気や色々な事情の中でも、走れるだけで感謝しないと。

順位 チーム 記録
1部
1 東洋鋼鈑 133’00”
2 東ソーA 134’06”
3 山口県庁A 137’43”
山田、中村、河本、松井、古林、金子
4 新日鉄光 139’46”
2部
1 マツダ防府 139’52”
2 山口県庁B 150’02”
大久保、中村、今津、三奈木、盛重、弘重
3部
1 帝人クラブ 139’37”
女子
1 ユニクロ 138’16”(新)

 

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