第12回秋吉台カルスト高原マラソン

2002/03/03 美東町大正洞前発着

春を告げる山焼きの秋吉台を

山焼き後の秋吉台をバックに
山焼き後の秋吉台をバックに

この冬は記録的な暖冬であったと昨日の新聞が報じていた。山口でさえ、雪らしき雪が降る日は数回あったにとどまり、年に一、二度は必ずある積雪もこの冬はなかった。立春後の余寒や寒の戻りすら感じられない、何だか締まりのないまま過ぎていった冬だった。

冬が冬らしくないから、この春の暖かさも何だか拍子抜けしてしまう。有難味がないといおうか、厳しい冬の寒さを耐え忍んで待ちわびた冬、という感じになれない。それはともかく、あたたかく天気の良い休日をランニング大会に出場して過ごせるというのは悪くない。地中の虫だけでなく、僕の身体も動きたがっている。

今会は、翌週の全日本実業団ハーフを控えての調整のつもりで申し込んだ。別大後の足の痛みが完治せず、再度、整形外科で受診したら「シンスプリント」かもしれないとまで言われた。シンスプリントだなんて、ついに僕もそこまで本格的なランナーになったのか、とこそばゆい気もする。それで、今回はあくまで無理のないように、タイムや順位は意識せずに、普通に走れるかどうかを確認できれば、くらいの気持ちで臨む。

隔年交代のスタート/ゴール、今年は急勾配

しかし、悲しいかな、いざ、スタートの号砲が切って落とされると、体が反応して力が入ってしまう。このあたりのパブロフ的体質は、おそらくランナーの多くに共通するのでないだろうか? それでも別大後の練習不足のまま一ヶ月が過ぎたのと、ずっと続いていた緊張感が途切れてしまったのと、ウエイト増とのせいであろう、走りにキレを欠くものとなった。走りながら、「一度、気持ちが切れてしまうと、こんなに苦しく足が重くなるものか」と痛感した。それでもその状況の中ではそれなりに最後までよくがんばれたと思う。

この大会は、秋芳町(秋芳洞)と美東町(大正洞)がスタート/ゴール(ハーフの折り返し地点)に隔年で変わる仕組みになっている。今年は大正洞側のスタートだから、ハーフ以外の部門にとってはすぐに急勾配となる、かなりきついコース設定である。折り返して横沼さんが「今、6位(6位までが入賞)」と手で教えてくれる。7km地点でライバル古林君に抜かれる。少ししてまた抜き返すが、結局、9kmでスパートをかけられたときは、追おうという気になれなかった。足の痛みもひどくならず、これなら翌週も大丈夫と思えたのが成果。

後日、ネットで記録を見ていると、懐かしい高校の同級生の名前を同じ10kmの部に2人見つけた。またどこかの大会で出会えるといいが。


 

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