第11回十種ヶ峰登山マラソン

2001/08/26 嘉年小学校グランド~十種ヶ峰山頂(標高989m)

同伴者とともに

この頃ずっと、新生活の準備に忙しい。彼女との同居に備えて、仕事を終えて毎夜、今のこの部屋を毎日掃除し、片付けている。それこそ、全ての家具を動かして整理し直している。夜1時にやっと風呂に入って洗濯をしている日々だ。

金曜に彼女がやってきて同居スタート。

小郡駅へやってきた彼女を迎えたついでに、そのままセミナーパークを一緒に走って帰る。走っている最中、これからの楽しい出来事、なすべきことを考えて幸せな気分になれる。

土日もずっと部屋の片付けと家具、日用品の買物。掃除整理するだけでも遅い夜の続いていたとこころ、さらに、部屋をどう配置するか、何を買うか、2人で相談するので、ずっと疲れもする。

でも、今はその疲れも新生活の始まる期待感がすべて飲み込んでしまう、楽しく心地よい時期だ。

この日も、マラソン後、実家に寄り、家電店で冷蔵庫を買い、ホームセンターに寄り、挙式用の衣装打ち合わせをし……、と車で相当に移動して、久しぶりに運転疲れを味わった。

十種ヶ峰登山マラソン第3給水所前
第3給水所前

レースの方は、昨年とほぼ同じタイム。まずまずだろうか。 それよりも、5.45kmの部とはいえ、標高差440mあるコースを彼女がよく走った(登った)ものだ(案の定、ものすごい筋肉痛に襲われ、しばらくは走れなかったが)。

きついんだけど・・・

いつもながら、山頂にたどりついて、受ける涼しい風に打たれる瞬間がいい。もう秋がやってきていることを感じる。

下山途中、宇部のランナーの方と話した。

彼女がいたから通訳して話ができた。こんなことは今までなかったことだ。

でも、話ができたなんて珍しいことではなくて、普通そうなんだよな、と思う。聴者なら、レースが終われば、安堵感とそれぞれの充実感とで見知らぬ人とでも話が弾むのが普通だ。

きこえない僕は、これまでもこうした大会でよく声をかけられながら、いつも「いや、僕は耳がきこえないから」と答えざるを得なかった。話ができなかった。人との出会いがそこでとまってしまうのだ。先に進まないのだ。ちょっとしたことでも、側に誰かいれば話をするのがヒトという動物なのに。

だから、今回、妻が必死で通訳してくれるおかげで、見知らぬ方と話が弾むという、久しぶりに新鮮な喜びを得た。

一緒に話した方も、この登山マラソンには毎年のように出場されるという。 山頂に登りきったときのたまらない充実感と、眺望の素晴らしさ、そしてそこで飲む水のおいしさ、冷たいくらいに涼しい風。

その後にふるまわれるトマトとソーメンのまた、美味しいこと。

世にランニング大会は数多くあれど、この十種ヶ峰登山マラソンは、コース設定、ホスピタリティ、季節感、朝早いスタート・・・、とオリジナリティの強烈な大会だ。

「きついんだけど、毎年出たくなる」

「また、走りたくなる」

「8月最後の日曜日は、絶対これ」

「そうそう」って。

たぶん、他の参加者もそうだろう。いわゆる固定ファンの多い大会だ。



 

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