第32回防府読売マラソン

2001/12/16 防府市陸上競技場発着

目標をクリア

昨年に続き、自分でも信じられない程の出来過ぎの結果を手に入れることができた。本当に自分の実力であるのか信じられない。来年以降が恐いような、次に走るのがプレッシャーになってしまいそうなタイムだが、自分の努力した成果と素直に喜びたい。一年を締めくくる節目のレースとして、自分の心に期すべきものがあったのだ。気持ちの昂ぶり、自分の「走る」ことにかける意気込みが正当に報われたのだと自負している。

「マラソンはゴールしてこその競技」。走りながら何度も自分に言いきかせた。前半、力があっても最後まで温存しておくこと。途中の順位の変動はゴールタイムの前では何の意味も持たない。最後に記録として残すことが全てで、今回、それが本当に上手く果たせた。快心のレースだった。

昨年は30km手前からスパートをかけた分、35km以降からがブレーキとなってしまった。その反省を活かせたのがよかった。バネで走るタイプの自分は、いかにバネの弾力を最後まで保ち続けるかがカギになる。マラソンの恐さは35km以降。どんなに調子が良くても、また、今回、これほど慎重にセーブしていてもなお、35kmからペースは落ちてしまう。それでも40kmから最後の力を振り絞ることができたのは、昨年のレース、別大から成長した点だ。

防府読売マラソン中間点前
中間点前

予報に反して、冷たい風で冷え込んだため、腿への筋肉痛が20kmの早い段階で襲ってきた。焦り、不安にさせられたが、それにも耐えることができた。5000m、10000mのタイム以上の力が自分にはマラソンで発揮できるのも不思議だ。他の競技でも、ここ一番の試合になるほど、ここぞという切羽詰ったときほど僕は自分の力を引き出せる、それと同じなのだろう。

練習でもレースでも、走りながら色んなことを考えられるのがマラソンのいいところだ。気持ちだけがどんなに強がっても、実際の走りとは全く別のものである。速い人はそれだけの練習と努力を積んでいるのだという謙虚さがなければ、自分を見失ってしまう。周囲と競う以前に、自己に打ち克つことがまず求められる。

今回、陸上部からは4人がエントリーし、3名が出場した。この3名、偶然にも同じ大学の出身だ。走ることはあくまで自分一人の戦いである。同じ所属だとか大学出身だとかは何も関係ないし、僕自身もどちらかというとあまりどうこう思わない方だ。でも、やはり、マラソンの厳しさと喜びを知る仲間同士だ。同じレースを走っていると、蛍光イエローのユニフォームですれ違う時、「お互いがんばろうゼ」という思いになれる。

大学時代、福岡国際マラソンを間近に見てきた経験を共有する同士でもある。「いつかは福岡国際」の思いもきっと強いはずだ。同学年である山田君の好タイムに感嘆する。本当にあと一息で福岡だ。

福島の山田さんにいい報告ができたのが嬉しかった。40分を切って「別大で一緒に会おう」という約束を守りたいと思っていたことが何よりの目標だったから。

一年の最後をこうして締めくくれるのは感無量である。自分の郷里の、生まれ育った地の名誉ある大会を完走できて、本当に嬉しい。



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FIN: 2:37:43( 7:51)


 

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