第17回田布施川さくら健康マラソン

初出場

友人3人と出かけた。走るのは僕だけだったが、桜祭りもあるようだったから、皆でドライブがてら、花見気分を楽しめるんじゃないかと思って。当時は同障者同士でよく遊びに出かけていた。気兼ねなく話ができる場として、休日の時間を過ごせるなら、映画でもファミレスでも、どこでもよかった。

着いてみると思った以上に賑やかなイベントで、店を見て回るだけで飽きない。元々、仲間を誘ってのドライブ気分だったから走る方の気持ちは薄かった。何より、当時は、<1998年完走記/市駅伝>で触れているように、重症の貧血に、遅きに失しながら、ようやく気付いての治療中であった。

スタート直前に着替え、慌てて並んだ最後尾からスタート。しばらくは呑気に走っていたが、やはり後方のランナーのペースではあんまりなので、少しずつ、追い抜いていった。人波を分けてゆくのに苦労したことを覚えている。

のんびり、のつもりが段々、エンジンもかかってきて、その後は自然に力が入っていった。やがて通常モードでの走りとなってのゴールタイムに驚く。当時、10kmのベストが36分51秒であるのに、2分以上も更新している。・・・だとしたら、きちんとスタートして最初から普通に走れば、もっと良かったんだ、と大いに気をよくした。

当時はまだ走ることに入れ込んでいなかったから、この好結果が次につながる、次につなげる、ということはなく、会場でたこ焼きや焼きそばを食べたとか、帰りに永源山公園に寄ってチューリップのきれいだったこと、大雨になった夕方に食事して別れた、楽しく一日を過ごせたことの記憶の方が強く残っている。

数年後に疑念・・・

このとき、また、8年後の今回も好タイムが出たように、この大会の10kmコースは距離が短い、というのが公然の事実のよう。その後に段々、走ることにハマるようになり、各地のレースに出るようになると、そういうこともあるのだ、ということを知るようになるが、当時の僕はまだ疑うことを知らなかった。自己ベスト、という感覚も薄く、誰かとタイムを競う、ということもなかったし。

どのくらい短い、足りないのかは分からないが、それはそれで、ローカルなレースゆえ、僕が8年前に気をよくしたように、こうした気分的におトクになれる大会があってもいいし、一方で、FUN RUNランナーでも正しいタイムを持っていたいと考えるようになった時代は、主催者もそれに応えて、きちんとした方がいいのかもしれない。


 

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