フルスイング

脇役人生もまたよし

原作
甲子園への遺言

レース・ハイシーズンのこのところ忙しくて話題作と知りつつ、ずっと見れずにいた。最終回の今日、初めて見たけれど最終回だけで(最終回だけに)泣けた。

「ひとがた流し」といい、最近のNHKドラマ、泣かせるなあ・・・。

最終回の今夜は「最後の授業」。学園モノ、卒業という題材をからめることで涙腺が緩みっぱなし。春間近、のこの時期になると必ず、であるけれど、また「少年達よ、未来は」を思い出した。

少年達よ、未来は/羊の本棚


主演の高橋克実さんの高林先生役、非常に良かった。新聞や雑誌でよく取り上げられているとおり、最近、ベテラン脇役だった人が主演に抜擢されて脚光を浴びている。実際、とてもいい味を出している。ずっと脇役だったからこその渋味というか、酸いも甘いも噛み分けた魅力。出ればどんな内容でもヒットする、メインストリートを歩むSMAPのような人気俳優らにはない深み。

主役でなくとも、表舞台に立てなくても、脇役でも陰の存在でもずっと頑張り続ける姿っていいなあ、と思える。最近、自分が若くはないせいか、また、どうしても越えられない壁のあることもあってか、僕自身の人生に重ねてみてもとても勇気づけられる。励まされる。

氣力

卒業式の日、生徒らに最後に送る言葉として伝えたのが「氣力」。諦めない気持ち。

氣力は人を思うことで強くなる。思われることでもっと強くなる。

そうだね、マラソンを走っていてもそう思う。孤独な競技だからこそというか、誰かを思うことで、誰かに思われていることで強い力が湧いてくる。


フルスイング | NHK 土曜ドラマ


満足度:★★★★
2008/02/23 NHK総合にて鑑賞


 

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