回顧2010 映画館

昨夜のNHKヒューマンドキュメンタリー「つかこうへい 日本の芝居を変えた男」が面白く見入った。

番組の後半では在日2世の出自を自ら積極的に表出し、演劇の中に自身のアイデンティティを問うていくに至ったこと。韓国にも日本にも我が身を落ち着けさせられない狭間の悩みというのが、番組の中で紹介される前から僕にはよく分かった。

姜尚中やつかや、一生をかけて悩み、アイデンティティを模索してゆくところに、人の心に訴える力の強さと、同時にやさしい人情の機微を得る。

第1位 千年の祈り


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千年の祈り

ベスト3、という以上に、この一本、でもいいくらいに今年の中ではぶっちぎりな作品。娘の立場も、父の立場も、ともに我が身の状況に重ねられて、とても深くしんみりと心に染み込んできた作品。

人は自分自身のアイデンティティを常に模索している。本作は正にそんな作品で、そういった作品に仕上がったのは、私もまだアイデンティティを模索しているからなんです。


第2位 RTT / Day Off


RTT / Day Off
RTT / Day Off

映画らしい映画で大いに愉しめた。



第3位 ずっとあなたを愛してる


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ずっとあなたを愛してる

映画好きの人らの高評価に対して、僕自身は必ずしもそうでないところが多々あるものの役者の演技は良かった。


三本ともに夏の旅行の機内で見た作品。今年も劇場に足は向かわなかったけれど、知らなかった(2は公開もなし)作品を見ることのできた価値は大きかった。


 

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