日曜日の読書

ここ数年、読書がさっぱり。原因の一つに新聞を読む方に時間が割かれることがある。

購読している日経の紙面の情報量、内容の濃さは毎日、新書数冊分の価値はあると常々、思っている。とても毎日のわずかな時間では読めない。本を途中で読み止める事はよくあっても、こと日経は最後まで目を通さないと気が済まない。というより、絶対に目を通したい性分なので、いきおい、読み差しのまま、どんどん溜まってゆく。

日経は単なるニュースよりも解説記事やコラム、また連載となる特集に力が込められていて、それゆえに本よりもずっと読み応えがある。大いに考えさせられ、感心し、勉強させられ・・・と飽きない。

映画監督溝口健二
映画監督溝口健二

それなのに、本は捨てずに一応、書棚に積まれてゆくけれど、新聞は余程のことがない限り古紙として回収されてゆく。考えてみると、もったいない。本は装丁としての価値や、野口悠紀雄氏のいう捨てられない「センチメンタル・バリア」があるからだけれど、新聞の紙面もやはりそれ以上に残しておきたい。

特に日曜は圧巻で、健康、医療、マネー、投資、美術、科学、文芸・・・と一日、たっぷり愉しめる。隠居老人になっても時間を持てあます事はなさそうだ。

少しは在庫を減らそうと、今日、手を伸ばしたのは2月15日分の途中読み差し分。でもやはり1時間超かかって、やっと読了。よく、雑誌のアンケートで面白い記事を、というのがあるけれど、この日の良かったものは

  1. 美の美 溝口健二の神話
    日曜紙面真ん中の見開き2頁。日経の中でも、一番、保存しておきたいと思える欄
  2. ドストエフスキーとの旅 亀山郁夫
    氏の文豪遍歴が愉快な視点で
  3. 最終文化面 混沌キッチン 小池昌代
    以前、村松友視氏のときに言及した、好きな欄。特に詩人は言葉の選び方がうまく、面白く読ませる
  4. こんな時代のマイホーム選び
    当面、買うあてはないけれどフムフム・・
  5. 読書面
    数冊を読んだ気にさせてくれる

今日の日曜分はやはり読み差しのまま。数日、あるいは数週後に・・・。


 

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